コンサルタントに必要な資質

なぜ社会人ほど得意を伸ばす意識と行動が大事なのか。苦手なことを続けることが必要ない理由

tsumakawa

社会人になると、多くの人がこう考えます。

  • 苦手を克服しなければならない
  • 何でもできるようにならなければならない
  • 弱点をなくさなければならない

そして結果として、多くの時間を苦手なことの克服に使うようになります。

しかし、これは半分正しく、半分間違っています。

確かに社会人として最低限できるべきことはあります。
ただし、それ以上に重要なことがあります。

それは、自分の得意を理解し伸ばすことです。

むしろ社会人になればなるほど、この意識が重要になります。

この記事では、得意に関する以下の内容を整理します。

  • 得意とは何なのか
  • 得意を自覚する方法
  • なぜ社会人ほど得意を伸ばすべきなのか
  • 得意をどう仕事に活かすか

社会は「平均点」を評価しない

学校では平均点が評価されますが、仕事は違います。

仕事で評価されるのは、尖った価値です。

例えば、以下のような人のことです。

  • 説明が圧倒的に分かりやすい人
  • 顧客関係を作るのが異常に上手い人
  • 複雑な問題を整理できる人
  • プロジェクトを前に進める人

つまり、平均点の人は目立ちません

社会では、得意の強さが重要になります。


苦手克服はコスパが悪い

苦手を克服することは重要です。

一方で、成長効率が悪いという問題があります。

苦手なことは、成長が遅く、消耗が激しく、継続が難しいという特徴があります。

一方で得意なことは、楽しく、成長が速く、継続できます。

つまり、同じ努力をするなら得意に投資した方が圧倒的に効率が良いのです。


得意は自分を助ける

キャリアには必ず壁があります。

  • 評価されない
  • 失敗する
  • 環境が変わる
  • 自信を失う

その時に支えてくれるのが、自分の得意です。

「これならできる」というものが一つあるだけで、人は踏ん張れます。

逆に何もないと簡単に自信を失ってしまいます。

あわせて読みたい
【自信喪失】自分を信じることができなくなったらどうしたらいいのか。社会人がそれでも立ち直るためにすべきこと
【自信喪失】自分を信じることができなくなったらどうしたらいいのか。社会人がそれでも立ち直るためにすべきこと

そもそも「得意」とは何なのか

多くの人は「得意」と聞くと、以下のようなことをイメージします。

  • 圧倒的に優れていること
  • 誰よりもできること
  • 特別な才能

しかし、仕事における得意は違います。

ここで言う得意とは、自分・他人・環境を含めた比較優位性です。

つまり、絶対的に優秀である必要はありません。

例えば、以下のような点があれば十分です。

  • 同僚より説明が分かりやすい
  • 上司より資料構成が得意
  • 周囲より顧客と関係を作るのが早い
  • 他の人より問題整理が上手い

仕事とは競技ではありません。

重要なのは、その環境の中で価値を出せるかどうかです。

つまり得意とは、比較の中で相対的に強い部分を指します。

あわせて読みたい
社会人の言う「スキル」とは何なのか。スキルの本当の意味と目指すべきもの
社会人の言う「スキル」とは何なのか。スキルの本当の意味と目指すべきもの

得意を自覚することが何より重要

得意を伸ばすことが大事である前提として、もっと重要なことがあります。

それは、自分の得意を自覚することです。

一見すると当たり前の内容に聞こえますが、実は多くの人がこれをできていません。

なぜか。

理由はシンプルで、得意は自分にとって「普通」だからです

例えば、説明が分かりやすい人は「みんな普通に説明できる」と思っています。

調整が得意な人は、「誰でもできる」と思っています。

つまり、得意ほど自覚しにくいという構造を持っています。

あわせて読みたい
言語化する習慣で仕事ができるようになる理由。思考の整理と言葉の整理は繋がっている
言語化する習慣で仕事ができるようになる理由。思考の整理と言葉の整理は繋がっている

得意を見つける3つの方法

では、自分の得意はどう見つければいいのでしょうか。

得意を見つけるにはいくつかの方法があります。


① 人からよく頼まれること

これは非常に重要なヒントです。

人は、自然とその人が得意なことを頼むようになります。

  • 資料レビューを頼まれる
  • 会議の整理を任される
  • 顧客説明をお願いされる
  • 調整役を頼まれる

こうした役割は、周囲から見たあなたの得意です。


② 自分が苦にならないこと

得意なことにはもう一つ特徴があります。

それは、あまり疲れないということです。

  • 人と話すのが苦にならない
  • 資料作成が苦にならない
  • 分析が楽しい
  • 仕組みを考えるのが好き

逆に苦手なことは、やっているだけでかなり消耗します

この差はかなり重要であり、消耗しないからこそ長く続けることができ、長く続けるからこそ成果が出ます


③ 成果が出やすいこと

得意な領域では、努力の割に成果が出ます

同じ時間を使っても、成果が出やすい分野と成果が出にくい分野があります。

これは能力差ではなく、適性差です

そして、大切なことは適正のある領域や環境に身を置くことです。

あわせて読みたい
自分が自分らしくいられる環境を選ぶことこそが何よりも重要である理由。環境選びこそがキャリアと人生を決める
自分が自分らしくいられる環境を選ぶことこそが何よりも重要である理由。環境選びこそがキャリアと人生を決める

苦手に時間を使うほど人生は苦しくなる

もし、苦手/嫌い/消耗することばかりやっていたらどうなるでしょうか。

仕事は苦しくなり、成長もしません。

評価も上がらず、結果として選択肢が減ります

つまり、苦手に時間を使うほど人生の自由度が下がるという結果になります。


得意を伸ばすことは「わがまま」ではない

得意を伸ばすと言うと、「逃げではないか」と思う人もいます。

しかし実際は異なり、得意を伸ばすことは合理的な戦略です。

なぜなら、得意こそが成果を生み、評価を生み、信頼を生み、機会を生むからです。

そして結果として、やりたいことを選べる自由につながります。


まとめ

社会人にとって重要なのは、苦手をなくすことではありません。

重要なのは、得意を理解し伸ばすことです。

得意とは、絶対的能力ではなく、自分・他人・環境の中での比較優位性です。

そして得意こそが、人生に自由をもたらします。

社会人とは、嫌なことに耐える存在ではなく、本来はやりたいことを選べる状態を作れる存在です。

理想の転職を目指すなら

コンサル業界への転職やキャリアアップを目指す場合、エージェント選定も重要な要素の一つです。

未経験者のコンサル転職や、コンサル出身者の経営幹部転職特化など明確な強みがあり、選考対策からキャリア設計まで手厚いサポートがあるエージェントをおすすめしています。

現状に不満や将来に不安がある方は、先ずは以下サイトへの無料登録と無料相談から始めてみるなど、具体的な行動からキャリアプランを探してみてください。

コンサル転職/ポストコンサル転職に定評のある【コンコードエグゼクティブ

多くの求人を抱えており、コンサル出身者による選考対策やキャリア相談まで幅広いサポートを受けられる点が魅力のエージェント。

BIG4など総合系コンサルティングファームへの転職に強みのある【アクシスコンサルティング】

各社への紹介実績による信頼をベースとする独自の非公開求人や的確なキャリア支援が魅力のエージェント。

ABOUT ME
kei_nakamura
kei_nakamura
経営コンサルタント
外資系コンサルティングファームで経営コンサルタントとして働く30代。 これから「コンサルタント」というキャリアそして人生を目指す学生、社会人に向けコンサルタントという世界で生き抜くための考え方やおすすめの書籍情報を執筆中。
記事URLをコピーしました