コンサルタントに必要な資質

年収・キャリア・貯金・会社を他人と比べてしまうときに、自分の心の中で起きていることと、本当にやるべきこと

tsumakawa

気づくと、他人の人生を見ている。

  • 同年代なのに年収が高い
  • 有名企業に勤めている
  • 貯金や資産形成が順調そう
  • 出世ルートに乗っている

そして、静かにこう思う。

「自分は何をやっているんだろう」

この感情は、珍しくありません。
むしろ、真面目に生きてきた人ほど、強く抱きやすい。

でも、比べてしまうこと自体は、弱さでも失敗でもありません

問題は、「比べた結果、心の中で何が起きているか」に無自覚なまま、自分をすり減らしてしまうことです。


他人と比べているとき、心の中で本当に起きていること

① 比べているのは「成果」ではなく「存在価値」

他人と自分を比べる時、表面上は以下のような要素を比べていることが多くあります。

  • 年収
  • キャリア
  • 貯金
  • 会社の名前

しかし、深いところではこう変換されています。

あの人は価値がある。それに比べて自分は劣っている。

つまり、指標の比較が、人格評価にすり替わっています

これが一番しんどくなる原因です。

数字や肩書きは、本来ただの条件です。

それなのに、いつの間にか「自分の人生は失敗なのではないか」という問いに変わってしまう。

心が削られるのは当然です。


② 「正解ルート」が一つしかないと思い込んでいる

比べて苦しくなる人ほど、頭の中に暗黙の前提があります。

  • 良い会社
  • 高い年収
  • 右肩上がりのキャリア

これが「ちゃんとした人生」

この前提を置いたまま他人を見ると、自分は常に採点される側になります。

しかも、その採点基準は自分で決めたものではありません。

世間、SNS、周囲の成功者―どこかから借りてきた基準です。


③ 不安の正体を「他人」に投影している

実は、比べているときに見ているのは、他人そのものではありません。

  • 将来が見えない不安
  • 今の選択が正しいか分からない焦り
  • このまま年を重ねる怖さ

こうした自分の中の不安を、他人の人生に映しているだけです。

だから、どれだけ他人を見ても安心できない。

一人見れば、また次が気になる。
終わりがない比較に陥ってしまいます。


やるべきこと①:「同じゲームをしている」という錯覚を壊す

年収・キャリア・貯金・会社。

これらは、同じ土俵で競う前提があるときだけ意味を持つ指標です。

しかし現実は、

  • スタート地点が違う
  • 重視している価値が違う
  • 背負っているものが違う

完全に別ゲームをしている人同士が、無理やりスコアだけ比べられている状態です。

まず意識的に、こう言語化してください。

あの人と自分は、同じ人生を生きていない

これだけで、比較は「参考」に変わります。


やるべきこと②:比べたくなる瞬間を「自己理解のヒント」に変える

比べてしまったとき、自分を責める必要はありません。

代わりに、こう問い直します。

  • なぜ、この人が気になったのか
  • 何が羨ましかったのか
  • どの要素に反応したのか

たとえば、

  • 年収 → 安心感が欲しい
  • 会社名 → 承認されたい
  • キャリア → 将来への見通しが欲しい

比べた対象は、自分の欲求を教えてくれています。

これは劣等感ではなく、方向感覚のヒントです。


やるべきこと③:人生の評価軸を「内側」に戻す

比べて苦しくなる最大の理由は、評価軸が完全に外にあることです。

  • 他人より上か下か
  • 世間的に成功か失敗か

これでは、安心できる瞬間がありません。

だから必要なのは、

自分は何を守りたいのか。何を失いたくないのか

という軸です。

  • 心身を壊さない
  • 家族との時間を保つ
  • 自分のペースで成長する

派手さはなくても、自分にとっての最低条件を言葉にする。

これがあるだけで、他人の人生は「別の選択肢」に見えます。


比較がやめられない自分を、否定しなくていい

比べてしまうのは、必ずしも悪いことではありません。

  • 向上心があるから
  • 真面目に生きてきたから
  • 人生をちゃんと考えているから

問題は、比べることではありません。
比べた結果、自分を壊す方向に使ってしまうことです。

比べて苦しくなったとしても、それは「自分がダメ」というサインではなく、今の生き方に何かズレがあるかもしれない、という静かな通知です。


まとめ

他人と比べてしまうとき、心の中では

  • 成果が存在価値にすり替わり
  • 正解ルートを一つに固定し
  • 自分の不安を他人に投影している

やるべきことは

  • 同じゲームだという錯覚を壊す
  • 比較を自己理解の材料にする
  • 人生の評価軸を内側に戻す

他人の人生は、あなたの人生の判定表ではありません。

比べてしまう自分を責めるより、その感情が何を伝えようとしているのかに耳を傾けてください。

そこに、次の一歩のヒントがあります。

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経営コンサルタント
外資系コンサルティングファームで経営コンサルタントとして働く30代。 これから「コンサルタント」というキャリアそして人生を目指す学生、社会人に向けコンサルタントという世界で生き抜くための考え方やおすすめの書籍情報を執筆中。
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