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20代のキャリアと人生の可能性ー20代は迷って当たり前

tsumakawa

はじめに ― 20代は「焦るには早く、油断するには危険な時期」

20代という時間は、不思議な時期です。
社会に出たばかりで何者でもない一方で、「若い」という理由だけで可能性を期待される。
選択肢は無限にあるように見えるのに、同時に「このままでいいのだろうか」という不安が常につきまといます。

キャリアについて考え始めると、周囲との比較が始まります。

  • すでに成果を出している同期
  • 明確な夢や目標を語れる友人
  • 自信に満ちた振る舞いをする同世代

そうした姿を見て、焦りや劣等感を覚える人も少なくありません。

しかし、20代はキャリアの完成度を問われる時期ではありません。
問われているのは、「どういう姿勢で人生と向き合っているか」です。

  • 20代で意識すべきキャリアの考え方
  • 取り組むべき具体的な行動
  • そして、自分の可能性をどう捉えるべきか

この3点を軸に、20代のキャリアについて考えます。


1. 20代のキャリアは「正解探し」ではなく「素材集め」

多くの人が20代でやってしまいがちな誤りは、早く正解にたどり着こうとすることです。

  • この会社でいいのか
  • この仕事は向いているのか
  • この選択は間違っていないか

こうした問い自体は健全ですが、20代で「確信」を持てる人はほとんどいません

なぜなら、判断材料が圧倒的に足りないからです。

20代は、キャリアを完成させる時期ではなく、後の人生で勝負するための「素材」を集める時期です。

  • 得意なこと
  • 苦手なこと
  • やりたいこと
  • 絶対にやりたくないこと
  • 自分が壊れやすい環境
  • 逆に踏ん張れる環境

これらは、頭で考えても分かりません。
実際に働き、失敗し、悩み、違和感を覚えることでしか手に入りません。

遠回りに見える経験ほど、後になって効いてきます。


2. キャリアで「成功する人」が20代でやっていること

2-1. 自分の頭で考え、言語化する習慣を持つ

20代で最も差がつくのは、スキルや学歴ではありません。
「自分の経験をどう解釈し、言葉にできるか」です。

同じ仕事をしていても、

  • 何となく忙しかった人
  • 「なぜうまくいかなかったか」「どこに違和感があったか」を考えた人

この差は、数年後に大きく開きます。

おすすめなのは、

  • うまくいかなかった理由を感情と事実に分けて書く
  • なぜ自分はこの仕事がしんどいのかを言語化する
  • 楽しかった瞬間・踏ん張れた理由をメモする

これらはすべて、「将来の選択精度」を上げる投資です。

2-2. 環境の影響を過小評価しない

20代のキャリアで最も重要なのは、自分がどんな環境で力を発揮しやすいか」を知ることです。

能力や努力以上に、

  • 上司との相性
  • 評価軸
  • 組織の文化
  • 失敗への許容度

これらがパフォーマンスに与える影響は大きい。

20代で「仕事ができない」と感じた経験は、あなたの能力不足ではなく、環境との相性であることが多いのです。

だからこそ、

  • 耐えること
  • 我慢すること
  • 自分を責め続けること

これらを美徳にしないでください。

環境選びは逃げではなく戦略です。

2-3. 小さくても「挑戦」を切らさない

20代でやるべきことは、大成功ではありません。
挑戦の回数を増やすことです。

  • 新しい仕事を任せてもらう
  • 異動や転職を検討する
  • 副業や勉強を始める
  • 興味のある分野の人に会いに行く

成功しなくて構いません。
失敗しても、キャリアが終わることはありません。

むしろ、何も挑戦しなかった20代の方が、後で身動きが取れなくなります。


3. 20代で「自分の可能性」をどう捉えるべきか

20代において、以下の要素は本質的には重要ではありません。

  • 自信があるか
  • 自己肯定感が高いか

本当に重要なのは、「自分には何かがあるはずだ」と信じられるかどうかです。

この信念は、根拠がなくて構いません。

  • 今は成果が出ていなくてもいい
  • 何者でもなくてもいい
  • 周囲と比べて遅れているように見えてもいい

それでも、

「環境とやり方が合えば、自分は変われる」
「まだ試していない選択肢がある」

この感覚だけは、絶対に手放してはいけません。

なぜなら、可能性を信じられなくなった瞬間、人は挑戦しなくなるからです。

挑戦しなければ、当然何も起きません。
何も起きなければ、「やっぱり自分はダメだ」という確信だけが強化されます。

このループに入らないこと。
それが、20代で最も重要な防衛線です。


4. 20代で意識してほしい、たった一つの視点

20代のキャリアは、「どこまで行けたか」ではなく「どれだけ自分を理解しようとしたか」で決まります。

  • 自分は何に疲れるのか
  • 何をしているときに踏ん張れるのか
  • どんな環境なら成長できるのか

これを考え続けた人は、30代以降に強いです。

逆に、周囲の正解や期待に流され続けた人ほど、後になって立ち止まることになります。


おわりに ― 20代は「可能性を信じ続ける」ための時間

20代は、完成する時期ではありません。
迷っていいし、立ち止まっていいし、回り道をしていい。

ただ一つだけ、守ってほしいことがあります。

自分の可能性を、自分で否定しないこと。

今の評価は、仮のものです。
今の環境も、仮の場所です。

人生は長く、キャリアは何度でも更新できます

20代は、その更新ボタンを押す勇気を持てるかどうか。
それだけで、未来の景色は大きく変わります。

焦らず、しかし立ち止まらず。
自分の人生に、本気で向き合っていきましょう。

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経営コンサルタント
外資系コンサルティングファームで経営コンサルタントとして働く30代。 これから「コンサルタント」というキャリアそして人生を目指す学生、社会人に向けコンサルタントという世界で生き抜くための考え方やおすすめの書籍情報を執筆中。
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