人生を任せるべきではない、仕事ができない残念な転職エージェントの特徴10選
転職活動において、転職エージェントは本来、
- キャリアの壁打ち相手であり
- 情報の非対称性を埋める存在であり
- 意思決定の質を高めるためのパートナー
いわば「転職という人生の一大イベント」を共に成功に導く伴走者であるべき存在です。
しかし現実には、「この人に人生を預けて大丈夫か?」と疑問を感じるエージェントが、驚くほど多い。
先に結論を言います。
仕事ができない転職エージェントに当たると、転職は“選択”ではなく“運任せの賭け”になります。
以下は、実際の相談現場で何度も目にしてきた「距離を取るべきエージェントの特徴」です。
1. 初回面談で「とりあえず応募しましょう」と言う
これは、最も分かりやすい地雷です。
- キャリアの棚卸しをしない
- 価値観や優先順位を聞かない
- 転職理由の背景を深掘らない
その上で出てくる言葉が、
「とりあえず受けてみましょう」
これは支援ではありません。
ただの“応募数を稼ぐ営業行為”です。
本当に仕事ができるエージェントほど、初回面談ではむしろ応募を止めます。
2. 求人票の内容をなぞるだけで話が終わる
話している内容が、
- 求人票の読み上げ
- 企業HPに書いてある話
- 誰でも調べられる表層情報
だけなら、その場で価値はありません。
優秀なエージェントは、
- なぜそのポジションが空いたのか
- 過去に誰が、なぜつまずいたのか
- 評価される人と切られる人の違い
といった「意思決定に効く裏情報」を持っています。
3. 「市場価値」という言葉を雑に使う
「今のあなたの市場価値だと、ここが妥当ですね」
この言葉を軽々しく使うエージェントは要注意です。
市場価値とは、
- 職種
- 業界
- 企業フェーズ
- 環境・上司
によって簡単に変わる相対的な概念です。
それを一言で断定するのは、思考停止か、誘導か、その両方です。
4. キャリアの文脈を無視して年収の話しかしない
- 年収はいくら上がるか
- 条件はどれだけ良いか
- タイトルは何になるか
この話しかしないエージェントは、短期成約しか見ていません。
本来見るべきなのは、
- 次の環境で何が積み上がるか
- その経験は将来どこで効くか
- 今“取らない方がいい選択”は何か
年収は重要ですが、判断軸のすべてではありません。
5. 「この企業は誰にでも合います」と言う
断言します。
誰にでも合う会社は存在しません。
- 合う人
- 合わない人
は必ず分かれます。
それを説明せず、
「みなさん活躍してますよ」
で済ませるのは、相性を見る力がない証拠です。
もしくは、対象の求人に大してろくに知らず語れることがないかのどちらかです。
6. ネガティブな情報を一切出さない
- 離職率
- 評価の厳しさ
- 激務度合い
- 上司や組織のクセ
これらを一切話さないエージェントは、信用しない方がいいです。
良い情報を並べるのは簡単です。
仕事ができるエージェントは、「この点は、正直人を選びます」などと、必ずブレーキを踏みます。
それをしない/できないということは、求職者のことを考えていないか、求人に大してろくな知識を持っていないかのどちらかです。
7. 過去の成功事例ばかり語る
「私が支援した方は、みんな年収が上がっています」
この言葉自体が嘘とは限りません。
実際、一定の母数を扱っていれば、年収アップ事例はいくらでも作れます。
問題はそこではありません。
この手の話を繰り返すエージェントほど、
目の前にいる“あなた個人”への解像度が極端に低いことが多い。
本来、転職で考えるべきなのは、
- あなたにとっての最適解は何か
- あなたが踏むことになるリスクはどこにあるか
- あなたの性格・経験・志向が活きる条件は何か
です。
過去の成功事例は、「誰が」「どんな前提で」「なぜうまくいったのか」まで語られて、初めて参考情報になります。
それを省いた武勇伝は、単なる安心材料の押し売りでしかありません。
あなたの未来は、他人の過去の成功によって保証されるものではありません。
8. 違和感を伝えると論破してくる
「それは考えすぎですよ」
「皆さん最初はそう言います」
「実際は入ってから慣れます」
こうした言葉で違和感を処理しようとするエージェントは、かなり危険信号です。
転職とは本来、違和感を言語化し、分解し、判断材料に変えていくプロセスです。
違和感は、意思決定のノイズではなく、むしろ重要なシグナルです。
それを
- 否定する
- 一般論で上書きする
- 感情論として切り捨てる
人に、伴走者の資格はありません。
仕事ができるエージェントは、違和感を「消す」のではなく、
- どこから来ているのか
- 事実なのか、仮説なのか
- どんな条件なら解消されるのか
を一緒に掘り下げます。
論破してくる時点で、その人はあなたの意思決定ではなく、自分のストーリーを守っているだけです。
9. 「今動かないと損です」と煽る
- 今月で枠が埋まります
- 今が一番いいタイミングです
- 他にも有力候補がいます
こうした言葉で焦らせるのは、典型的な短期成約型の営業手法です。
転職は、人生の中でも影響範囲の大きい意思決定です。
にもかかわらず、
- 比較する時間を奪う
- 冷静さを削る
- 不安を刺激する
形で決断を迫るのは、意思決定の質を下げる行為に他なりません。
本当に良い選択肢であれば、
- 一晩考えても魅力が落ちない
- 他社と比べても納得できる
- 自分の言葉で説明できる
はずです。
「急がないと損」と言われた瞬間、一度立ち止まった方がいい。
焦らせないと決まらない話は、最初から“良い話”ではありません。
10. 「転職しない」という選択肢を一切出さない
これは、最重要ポイントです。
仕事ができるエージェントほど、こう言えます。
「今は転職しない方がいいかもしれません」
転職は、目的ではなく手段です。
- 現職で調整できる余地は本当にないのか
- 半年〜一年後の方が条件が良くならないか
- 今は準備期間にした方が合理的ではないか
こうした視点を持てる人は、あなたのキャリアを時間軸で見ています。
一方で、
- 常に転職ありき
- とにかく市場に出そうとする
- 「動くこと」自体を善とする
そういった人は、あなたの人生ではなく、自分のKPIとパイプラインを見ています。
「転職しない」というカードを出せない時点で、その人は中立ではありません。
まとめ:エージェントは「頼る相手」ではなく「使う相手」
転職エージェントは、
- 人生を委ねる存在ではない
- 正解を与えてくれる存在でもない
判断の質を上げるための“外部の目”です。
だからこそ必要なのは、
- 違和感をそのまま口にすること
- 納得できなければ切ること
- 複数人を比較すること
エージェントを選ぶ行為自体が、すでに転職活動の一部です。
良いエージェントに出会えれば、転職は「運任せ」ではなくなります。
逆に、仕事ができないエージェントに当たった場合は、深く考えず、即距離を取る。
それだけで、転職の失敗確率は確実に下がります。
あなたのキャリアは、誰かの営業目標を達成するためのものではありません。
意思決定の主語は、常にあなた自身であるべきです。
理想の転職を目指すなら
コンサル業界への転職やキャリアアップを目指す場合、エージェント選定も重要な要素の一つです。
未経験者のコンサル転職や、コンサル出身者の経営幹部転職特化など明確な強みがあり、選考対策からキャリア設計まで手厚いサポートがあるエージェントをおすすめしています。
現状に不満や将来に不安がある方は、先ずは以下サイトへの無料登録と無料相談から始めてみるなど、具体的な行動からキャリアプランを探してみてはいかがでしょうか。
