コンサルタントに必要な資質

走り続け、挑戦し続けることこそが真の安定をもたらすという真実

tsumakawa

安定したい

そう願う人は多いですし、その気持ちはとても自然だと思います。
安定した収入、安定した立場、安定した評価。
できることなら、もう不安を感じずに生きていきたい。そう思うのは当然です。

ただ、社会に出てしばらく経つと、ある違和感にぶつかります。

それは、いわゆる“安定していそうな人”ほど、必死に走り続けているという事実です。

今回は、「走り続け、挑戦し続けることこそが真の安定をもたらす」という、一見すると逆説的な考え方について書いていきます。


「止まった瞬間に不安定になる」時代に生きている

まず、冷静に現実を見てみます。

  • 終身雇用は崩れ
  • 業界構造は高速で変わり
  • スキルの陳腐化は年々早くなっている

この環境で「ここにいれば一生安泰」という場所は、ほぼ存在しません。

にもかかわらず、多くの人は、

  • 今の会社にしがみつく
  • 波風を立てない選択をする
  • 目立たず、失敗しないことを最優先する

こうして「止まる」ことで、安定を得ようとします。

しかし皮肉なことに、止まった瞬間から、不安定さは加速します

なぜなら、

  • 変化への耐性が落ち
  • 新しい選択肢が減り
  • 自分で人生を動かしている感覚が失われる

からです。


走り続けている人は「いつでも逃げられる」

走り続けている人、挑戦し続けている人は、一見すると不安定に見えます。

  • 転職を重ねている
  • 新しい分野に手を出している
  • あえて楽な道を選んでいない

外から見ると、落ち着きがないようにも見えるでしょう。

でも、内側にあるものは真逆です。

走り続けている人は、

  • 自分の市場価値を把握している
  • 他の選択肢を常に持っている
  • 「ここがダメでも次がある」と分かっている

つまり、精神的に非常に安定しているのです。

本当の不安定さとは、「ここを失ったら終わり」という状態です。


挑戦は「不安を消す行為」ではなく「不安に耐える筋トレ」

よく誤解されますが、挑戦し続ける人は、不安を感じていないわけではありません。

むしろ、

  • 失敗するかもしれない
  • 評価されないかもしれない
  • 今より下がるかもしれない

こうした不安を、常に抱えています。

それでも挑戦するのは、不安を消したいからではなく、不安に耐えられる自分になるためです。

挑戦とは、

  • 失敗しても立て直せた
  • 思ったより何とかなると知った
  • ダメでも次の一手を打てた

こうした経験を積み上げる行為です。

その結果として、何が起きても生きていける」という感覚が、体に染みついていきます。

これこそが、真の安定です。


「向いていない人」がいることも事実

ここで正直な話もしておきます。

走り続けること、挑戦し続けることは、誰にでも向いているわけではありません

  • 変化が強いストレスになる人
  • ルーティンに安心感を覚える人
  • 予測不能な状況が極端に苦手な人

こうした人にとって、無理に走り続けることは消耗にしかなりません。

ただし、一つだけ大事な点があります。

向いていないからといって、何もしなくていいわけではないということです。

走れないなら、歩き続ければいい。
大きな挑戦が無理なら、小さな更新を続ければいい。

完全に止まることだけは、どんな人にとってもリスクになります。


具体的にどのような動きを心がけるべきか

走り続ける」「挑戦し続ける」と言われても、精神論だけでは、次に何をすればいいのか分からなくなります。

ここでは、特別な才能や強い自信がなくても実践できる、現実的で再現性のある動き方・考え方を整理します。


① まずは「止まらない状態」を作ることを最優先にする

大きな挑戦をしようとする必要はありません。
最初にやるべきことは、完全に止まらない状態を作ることです。

  • 月に1冊、本を読む
  • 業界や職種について調べ続ける
  • 社外の人と定期的に話す
  • 小さくても新しい仕事を引き受ける

重要なのは、成果ではなく「動いている状態」を維持することです。

止まっている時間が長くなるほど、再び動き出すための心理的ハードルは上がります。

逆に、どんなに小さくても動き続けていれば、
次の選択肢は必ず見えてきます。


② 「今の環境で得られるもの」を常に言語化する

挑戦とは、転職や独立だけを指すものではありません。

今いる環境で、

  • 何が身についているのか
  • 何が身についていないのか
  • 次にどんな選択肢につながるのか

これを常に言語化すること自体が、挑戦です。

おすすめなのは、「この環境は、次の自分に何を渡してくれるのか?と自問し続けることです。

もし答えが出てこなくなったら、それは次の環境を考え始めるサインです。


③ 自信がなくても「選択している自分」を作る

自信があるから挑戦できるのではありません。
挑戦してきたという事実が、後から自信になります

ポイントは、成功するかどうかではなく、自分で選んだかどうかです。

  • なんとなく流されている
  • 誰かに決めてもらっている
  • 不安だから現状維持している

この状態が続くほど、人は自分を信じられなくなります。

小さなことで構いません。

  • あえてやる仕事を選ぶ
  • 断る選択をする
  • 不安でも一歩踏み出す

自分で決めた」という経験を積み重ねることが、走り続けるための土台になります。


④ 失敗を「能力不足」ではなく「仮説違い」として扱う

挑戦が止まる最大の原因は、失敗を自分の価値と結びつけてしまうことです。

  • うまくいかなかった=自分はダメ
  • 評価されなかった=才能がない

こう考えてしまうと、次の一歩が踏み出せません。

走り続ける人は、失敗をこう捉えます。

  • 仮説が違った
  • 環境が合わなかった
  • タイミングが早かった

つまり、修正可能な事象として扱います。

この捉え方ができると、失敗は「止まる理由」ではなく「次の材料」になります。


⑤ 「一度手に入れた安定」に固執しない

走り続ける人ほど、一度手に入れた安定に強く執着しません

  • 今の評価
  • 今の年収
  • 今の居心地の良さ

これらは、状況が変われば簡単に崩れます。

だからこそ、

  • また作り直せる
  • また積み上げられる

という感覚を大切にします。

安定を「守るもの」ではなく、何度でも再構築できるものとして捉えること。

これが、長期的に見たときの最強の安定です。


⑥ 「怖さがあるかどうか」を行動の判断基準にする

最後に、とてもシンプルな基準を一つ。

次に取ろうとしている行動に、少しでも怖さがあるかどうか

全く怖くない行動だけを選び続けていると、人は確実に停滞します。

もちろん、無謀である必要はありません。

  • 少し背伸びしている
  • 失敗するかもしれない
  • 評価が揺らぐかもしれない

この程度の怖さがある行動は、ほぼ間違いなく自分を前に進めます。


小さく走り続ける人が、最後に一番安定する

走り続けるとは、全力疾走し続けることではありません。

  • 立ち止まらない
  • 自分で考えて選ぶ
  • 少し怖い方を選ぶ

この積み重ねが、結果として「何が起きても大丈夫」という感覚を育てます。

それこそが、走り続け、挑戦し続けた人だけが手に入れられる本当の安定です。

真の安定とは「動き続けられる自分」を信じられること

最終的に、安定をもたらすのは、

  • 肩書きでも
  • 年収でも
  • 会社名でもありません。

それは、自分は、また走り出せる」と信じられる感覚です。

  • 学び直せる
  • やり直せる
  • 環境を変えられる

そう思える人は、一時的に転んでも折れません。

走り続け、挑戦し続けることの本当の価値は、成果そのものよりも、自分への信頼残高を積み上げることにあります。


おわりに

安定を求めるあまり、動かなくなることが一番不安定です。

走り続けることは、しんどいです。
挑戦し続けることは、怖いです。

それでも、

  • 何もしていない不安
  • 取り残される恐怖
  • 自分を信じられなくなる感覚

これらに比べれば、前に進む痛みの方がずっと健全です。

向き不向きはあります。
でも、完全に立ち止まらないこと。

自分なりの速度でいいので、走り続け、挑戦し続けてください。

それが、結果的に一番安定した人生につながります。

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kei_nakamura
経営コンサルタント
外資系コンサルティングファームで経営コンサルタントとして働く30代。 これから「コンサルタント」というキャリアそして人生を目指す学生、社会人に向けコンサルタントという世界で生き抜くための考え方やおすすめの書籍情報を執筆中。
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