真面目に生きてきた人ほど陥る罠。自分の心の声が聞こえない。やりたいことが見つからないときの思考法とやるべきこと
「やりたいことが分からない」
この言葉を口にする人の多くは、怠けてきた人でも、流されて生きてきた人でもありません。
むしろ逆です。
- 言われたことをきちんとやってきた
- 期待に応えようとしてきた
- 空気を読み、責任を果たしてきた
真面目に誠実に生きてきた人ほど、この状態に陥ります。
そして厄介なのは、「やりたいことが見つからない自分」を、さらに責め始めてしまうことです。
やりたいことは、無理に見つける必要はない
やりたいことは、無理に見つけなくていい。
- 見つからないからダメ
- 情熱がないから劣っている
- 夢が語れないから浅い
こうした価値観自体が、かなり歪んでいます。
やりたいことは「持つべきもの」ではありません。
環境・経験・余白の中で、後になって自分の内側から立ち上がってくるものです。
問題は、「見つからないこと」ではありません。
見つからない状態で、立ち止まり続けてしまうことです。
真面目な人ほど「自分の心の声」が聞こえなくなる理由
1. 正解を選び続けてきた
真面目な人は、人生の節目でこう考えます。
- 失敗しない選択はどれか
- 評価される道はどれか
- 周囲に納得してもらえるか
この判断軸は、短期的には非常に合理的です。
しかし長期的には、自分の感情を切り捨てる癖を作ってしまいます。
「どうしたいか」より「どうすべきか」を優先し続けた結果、自分の内側の声が、どんどん小さくなっていくのです。
2. 「我慢」が当たり前になっている
真面目な人は、耐える力があります。
- 嫌でもやる
- 不満があっても飲み込む
- みんなも我慢していると思う
この姿勢は、組織では評価されやすい。
しかし同時に、「嫌だ」「違和感がある」という感情を無視する訓練にもなっています。
結果として、以下のような状態に陥ります。
- 好き・嫌いが分からない
- ワクワクを感じにくい
- 何を選んでもピンとこない
3. 「やりたいこと=情熱的な何か」という誤解
多くの人が、やりたいことをこうイメージしています。
- 強い情熱がある
- 語れるビジョンがある
- 人に誇れるテーマがある
でも実際は、そんな形で始まることの方が少ない。
ほとんどの場合、やりたいことの正体は、
- なぜか苦にならない
- 文句を言いながらも続けてしまう
- 他人に頼まれると応えてしまう
こうした地味で説明しづらい感覚です。
真面目な人ほど、これを「やりたいこととして認めない」傾向があります。
やりたいことが見つからないときの思考法
思考法1:「やりたい」ではなく「やってもいい」から考える
いきなり、以下のように答えを出そうとすると思考は止まります。
- 何がやりたいか
- 人生を賭けたいことは何か
代わりに、こう問いかけてください。
- これは、今やってもいいか
- 少し続けても苦しくなさそうか
ハードルを極限まで下げることで、動けるようになります。
思考法2:快・不快ではなく「回復するか」で判断する
真面目な人は、疲れている状態がデフォルトです。
そのため、「楽しいかどうか」「ワクワクするか」が自分自身でも分かりにくい状態にあります。
代わりに、こう考えます。
- これをやった後、精神的に少し回復しているか
- 消耗が少ないか
回復する行動は、少しづつ続けていくことで将来の挑戦の種の基礎となる部分です。
但し、「楽する方に向く」という意味ではないので注意が必要です。
自分自身の嗜好や性質に合った、無駄なストレスがなく価値を発揮できる方向へ向かおうとすることが重要です。
思考法3:「今の自分に合うか」で十分
一生続けるかどうかを考える必要はありません。
- 今の自分に合っているか
- 今の自分の延長線にあるか
それだけで十分です。
やりたいことは、未来の自分が更新していくものです。

それでも悩んでいる人が、実際にやるべきこと
1. 小さく試す。評価しない。
- 勉強してみる
- 書いてみる
- 話してみる
合う・合わないの判断は後で大丈夫です。
「正解かどうか」を考え始めた瞬間に、真面目な人は止まります。
そのため、先ず小さく動くことが重要です。
行動から得られるフィードバックから改善や前進のループに入ることが肝要です。
2. 言語化は「後付け」でいい
最初から、以下のことを説明しなくて大丈夫です。
- なぜやるのか
- どんな意味があるのか
続いたものだけ、あとから意味をつければいい。
まずは興味や関心に沿って動けばいい、その習慣をつけることを心がけてください。
3. 環境を変えることを恐홀ない
やりたいことが見つからない原因は、自分ではなく環境にあることも多い。
- 評価軸が合っていない
- 比較されすぎる
- 余白がない
環境が変わると、聞こえなかった心の声が戻ってくることがあります。
そのためには、現状の自分の状況や心の声を冷静に見つめて言語化するプロセスが不可欠です。


心の声は「探すもの」ではなく「戻ってくるもの」
- やりたいことは、無理に見つけなくていい
- 真面目な人ほど、自分の感情を後回しにしてきた
- 心の声は、押し殺した結果、聞こえなくなっているだけ
- 小さく動き、回復する行動を重ねることで、少しずつ戻ってくる
やりたいことが見つからないあなたは、何も欠けていません。
むしろ、これまで周囲を優先し続けてきた証拠です。
今度は少しだけ、「自分がどう感じるか」を基準にしてもいい。
心の声は、無理に掘り起こすものではありません。
余白と安全な環境の中で、静かに戻ってくるものです。
焦らなくて大丈夫です。
あなたのペースで、少しづつ前に進んでみてください。
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