コンサルタントに必要な資質

優秀な人の正体。結局、経験がすべてに勝る。という事実を受け止めるべき理由。

tsumakawa

「あの人は最初から優秀だった」
「自分とは頭の出来が違う」

仕事をしていると、こんな言葉が自然と浮かぶ瞬間があります。
特に、判断が速く、成果を出し、周囲から信頼されている人を前にすると、「才能の差」という便利な言葉で片付けたくなる時もあります。

しかし、現実はかなり残酷で、そして同時に救いがあります。

初めから優秀な人間はいません

いるのは、ただ次の二種類の人間だけです。

  • 経験を積んだ人間
  • 経験を積んでいない人間

そしてもう一つ、決定的な分岐があります。

  • 経験から学ぶ人間
  • 経験を“ただの出来事”で終わらせる人間

この記事では、「優秀さ」の正体を幻想から引き剥がし、なぜ経験がすべてに勝るのか、その事実をどう受け止め、どう行動に変えるべきかを整理していきます。


1. 「優秀さ」は才能ではなく、蓄積でできている

仕事ができる人の特徴を分解すると、だいたい次の要素に行き着きます。

  • 判断が早い
  • ミスの予測精度が高い
  • 優先順位を間違えない
  • トラブル時に慌てない
  • 本質を外さない

これらはすべて、「頭がいいから」できているわけではありません。

過去に似た状況を何度も経験しているからできるのです。

  • 失敗したことがある
  • 手戻りを経験している
  • 修羅場をくぐっている
  • 責任を背負ったことがある

その総量が、表に出ている「優秀さ」の正体です。


2. 経験の量だけでは、優秀にはならない

ここで重要な誤解があります。

経験さえ積めば、誰でも優秀になるわけではありません。

なぜなら、経験には「経験で終わる経験」と「学びに変わる経験」があるからです。

同じ10年を過ごしていても、2種類の人間に分かれます。

  • 10年分の経験を積んだ人
  • 1年分の経験を10回繰り返した人

違いを生むのは、経験そのものではなく経験に対する向き合い方です。


3. 経験を「経験」で終わらせる人の特徴

成長が止まる人には、共通点があります。

  • うまくいった理由を考えない
  • 失敗を環境や他人のせいにする
  • 振り返りを「反省会」で終わらせる
  • 次にどう活かすかを言語化しない

この状態では、どれだけ場数を踏んでも、知見は蓄積されません。

時間だけが過ぎ、年齢だけが増え、「やってきた感」だけが残ります。

これは非常に危険です。

なぜなら、年齢と優秀さはまったく比例しないからです。


4. 経験から学ぶ人は、何をしているのか

一方、優秀な人が無意識にやっていることは、とても地味です。

  • なぜうまくいったのかを言葉にする
  • なぜ失敗したのかを構造で捉える
  • 次は何を変えるかを決める
  • 再現できる形に落とす

つまり、経験を「知見」に変換しているということです。

これを繰り返した結果、できることが増えていきます。

  • 初見の状況でも対応できる
  • 過去の引き出しから即座に判断できる
  • 他人に説明できる

そして、これが「優秀に見える」理由です。


5. 年齢を重ねても成長しない人がいる理由

年齢を重ねても優秀になれない人は、経験不足なのではありません。

いわば、学習不足です。

経験を、「こなすもの/耐えるもの/乗り切るもの」としてしか扱っていない。

この姿勢のままでは20年働いても、成長はほとんど起きません。

逆に言えば、何歳からでも、学び方を変えれば優秀になれます


6. 経験こそがすべて、という現実

結論はシンプルです。

  • 優秀さは才能ではない
  • 経験の量と質の積み重ねで決まる
  • 学ばない経験は、存在しないのと同じ

だからこそ、経験こそがすべてに勝るという現実を、感情ではなく事実として受け止める必要があります。


7. 経験を積める場所にいるなら、やるべきことは一つ

  • 難しい仕事を任されている
  • 失敗のリスクがある
  • 正解が分からない状況にいる

もし今、上記のような状態なら、それは不運ではありません。

寧ろ、成長できる場所にいるということです。

このときに取るべき姿勢は明確です。

  • 逃げない
  • 流さない
  • 全力で取りに行く

「どうせ評価されない」
「自分にはまだ早い」

そう思った瞬間に、経験はただの消耗に変わります。


8. 経験を成長に変えるための具体的な視点

最後に、経験を確実に自分の力に変えるための視点を挙げます。

  • 終わった仕事は必ず振り返る
  • 成功と失敗の要因を分解する
  • 他人に説明できるレベルまで言語化する
  • 次に試す仮説を一つ決める

これを続けるだけで、同じ環境にいても成長速度は大きく変わります


優秀な人の正体は、経験を学びに変え続けた人

  • 初めから優秀な人はいない
  • 経験を積んだ人と、積んでいない人がいるだけ
  • そして、経験から学ぶ人と、学ばない人がいる
  • 年齢は関係ない
  • 経験を成長に変えられるかがすべて

だからこそ、こう言い切れます。

経験を積める場所に自分がいるなら、そこでの成長を全力で取りに行くべき。

それができる人間が、時間差で「優秀な人」と呼ばれるようになります。

優秀さとは、一瞬で手に入る称号ではありません。

経験を、学びに変え続けた人にだけ、後から与えられる評価なのです。

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経営コンサルタント
外資系コンサルティングファームで経営コンサルタントとして働く30代。 これから「コンサルタント」というキャリアそして人生を目指す学生、社会人に向けコンサルタントという世界で生き抜くための考え方やおすすめの書籍情報を執筆中。
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