コンサルタントに必要な資質

優秀なのに評価されない人が、絶対にやらない3つのこと

tsumakawa

「能力はある。仕事もできる。成果も出している。それなのに、なぜか評価されない。」

こういう人は、珍しくありません。
むしろ組織には、一定数、必ず存在します。

その理由を考える時に重要なことは、彼らが「何をやっていないか」ということです。

評価されない理由は、努力不足でも、能力不足でもない。
“絶対にやらないこと”が、評価の入口に立つことを邪魔しています。


1. 自分の仕事を「翻訳」しない

優秀なのに評価されない人は、自分の仕事をこう考えがちです。

  • 分かる人には分かる
  • 中身を見れば評価される
  • 数字や事実がすべてを語る

だから、説明しない

しかし評価とは、「事実」ではなく「理解された事実」に対して行われます。

  • なぜ重要なのか
  • 何が変わったのか
  • それは誰にとって価値があるのか

これを言語化しない限り、あなたの成果は「存在していない」のと同じ扱いになります。

優秀なのに評価されない人ほど、仕事の難易度を下げて説明することを、どこかで軽視している。


2. 評価者の視点に立とうとしない

彼らはよく、こう思っています。

  • 評価基準がおかしい
  • 見る目がない
  • 正しく評価されていない

この不満自体が間違いとは言いません。
実際、評価制度は不完全です。

ただし問題は、評価者の視点を理解しようとしないことです。

評価者は、

  • 限られた時間で
  • 多くの人を見て
  • 組織全体の都合も考えながら

判断しています。

そこに対して、

  • 自分の努力
  • 自分の正しさ
  • 自分の専門性

だけを突きつけても、評価は動きません。

評価される人は、「どう見せれば伝わるか」を考えます。

評価されない人は、「なぜ分からないのか」と考えます。

この差は、埋まりません。


3. 人を巻き込む行為を軽んじる

優秀なのに評価されない人は、一人で完結できる仕事が得意です。

  • 自分で考え
  • 自分で処理し
  • 自分で仕上げる

だから、こう思いがちです。

人を巻き込むのは非効率
調整は余計な仕事
自分がやった方が早い

しかし評価される仕事は、常に「自分以外」が関与しています

  • 他部署が動いた
  • 上司が判断できた
  • チームの生産性が上がった

こうした変化を起こした人が、「組織に影響を与えた人」として評価されます。

一人で完璧に終わらせた仕事は、評価軸に乗りにくい

これは能力の問題ではなく、評価が「個人の出来」ではなく「組織への影響」を見るからです。


なぜ「やらない」のか

これら3つに共通しているのは、自分を下げるように感じる行為だという点です。

  • 易しく説明する
  • 相手基準で考える
  • 人に任せる・頼る

どれも一見すると、

  • レベルを下げている
  • 迎合している
  • 効率を落としている

ように見える。

だから、「できる人」ほど避けてしまう。

しかし皮肉なことに、評価とは、能力の高さより“接続力”で決まります。


まとめ:評価されないのは、足りないからではない

優秀なのに評価されない人は、能力が足りないわけでも、努力が足りないわけでもない

ただ、

  • 伝えない
  • 視点を合わせない
  • 人を動かそうとしない

それだけです。

評価される人は、自分を大きく見せているわけではありません。

評価のルールに、自分を接続しているだけです。

もし今、「正当に評価されていない」「もっとできるはずだ」と思っているなら、まずはやっていない3つのことのうち1つだけでいいので、実践してみてください。

そこから評価は、静かに動き始めます。

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経営コンサルタント
外資系コンサルティングファームで経営コンサルタントとして働く30代。 これから「コンサルタント」というキャリアそして人生を目指す学生、社会人に向けコンサルタントという世界で生き抜くための考え方やおすすめの書籍情報を執筆中。
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