コンサルタントに必要な資質

ビジネスマンにとって、「細かい」という指摘が誉め言葉である理由。「細かい」と言われても落ち込む必要がない理由と、気を付けるべきたった一つのこと

tsumakawa

仕事をしていると、以下のような言葉を言われたことがある人もいるかもしれません。

「◯◯さん、ちょっと細かいよね」

この言葉を向けられた瞬間、多くの人はこう感じます。

  • 面倒くさいと思われているのでは
  • 空気が読めていないのでは
  • 評価を下げてしまったのでは

しかし、結論から言えば、ビジネスにおける「細かい」は、誉め言葉です

そしてもし改善点があるとすれば、それは「細かいこと」そのものではありません。


1. なぜ「細かい」はネガティブに聞こえるのか

「細かい」という言葉が悪く聞こえるのは、私たちが次のイメージと結びつけてしまうからです。

  • 融通が利かない
  • 揚げ足を取る
  • 重箱の隅をつつく
  • 全体を見ていない

確かに、こうした“細かさ”は害になります。

しかし重要なのは、それは「細かい」ことが問題なのではないという点です。

問題なのは、その細かさが、何のために使われているかです。


2. 仕事ができる人ほど「細かい」

仕事が前に進まない理由の多くは、実は「細かいところ」にあります。

  • 認識のズレ
  • 定義の曖昧さ
  • 例外条件の見落とし
  • 誰が・いつ・何をやるのかが決まっていない

これらはすべて、「細かいが重要なポイント」です。

成果を出す人は、ここを見逃しません。

  • 資料の表現が気になる
  • 数字の前提を確認する
  • 言葉の定義を揃えたがる

だから、結果として「細かい人」というラベルが貼られるのです。

これはむしろ、「仕事が止まるポイントが見えている」「リスクを事前に潰せている」という証拠です。


3. 「細かさ」は、仕事を前に進めるための能力

健全な細かさには、明確な特徴があります。

  • 最終的に意思決定を楽にする
  • 後戻りを減らす
  • 関係者の不安を減らす
  • 実行フェーズをスムーズにする

つまり、細かさとは、未来の混乱を前倒しで処理する力です。

この細かさがあるからこそ、

  • 大雑把な方針でも現場が動く
  • スピードを落とさずに進められる

という状態が作られます。


4. 害になる「細かさ」との決定的な違い

一方で、確かに害になる細かさも存在します。

  • 人の足を止める
  • 判断を先延ばしにする
  • 責任を回避する
  • 自分が傷つかないためだけの確認

それは、上記のような細かさです。

共通点はひとつ。

「前に進める意志」がないことです。

このタイプの細かさは、物事を停滞させる方向に使われます。

  • 正しさを盾にする
  • 完璧を言い訳にする
  • 決めないことを正当化する

これは、仕事の質ではなく姿勢の問題です。


5. 「細かい」と言われたときに確認すべきこと

もしあなたが「細かい」と言われたら、落ち込む必要はありません。

代わりに、次の一つだけを確認してください。

この細かさは、仕事を前に進めるためのものか?

YESなら、それは間違いなく強みです。

NOなら、修正すべきは「細かさ」ではなく使いどころです。


6. 改善すべきたった一つのこと

改善点は、たった一つです。

細かい指摘のあとに、必ず「次の一手」を示すこと

例えば、以下のような一言があるだけで、「細かい人 → 仕事を進める人」「面倒な人 → 頼れる人」へと変わります。

  • 「ここ曖昧ですね」
    →「なので、A案で決めて進めましょう」
  • 「この前提、リスクありますね」
    →「ただ、今回は許容して次で調整しませんか」

7. 細かさは、覚悟の裏返し

仕事において細かくなるということは、いわば覚悟を持つことです。

  • 責任を引き受ける気がある
  • 失敗したくないではなく、失敗させたくない
  • 最後までやり切る前提で考えている

これは、当事者意識の表れでもあります。

どうでもいい仕事に人は細かくなりません。


「細かい」は、仕事を前に進める人への称号である

  • ビジネスにおける「細かい」は誉め言葉
  • 問題は細かさではなく、目的
  • 仕事を前に進める細かさは価値
  • 足を止める細かさは害
  • 改善点は「次の一手」を添えることだけ

だから、「細かい」と言われたら、仕事の核心に触れている証拠だと考えていい。

そして、その細かさを前進のために使い続けられる人が、最終的に一番信頼されます。

細かいことに気づける人は、大きな成果を出せる人です。

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経営コンサルタント
外資系コンサルティングファームで経営コンサルタントとして働く30代。 これから「コンサルタント」というキャリアそして人生を目指す学生、社会人に向けコンサルタントという世界で生き抜くための考え方やおすすめの書籍情報を執筆中。
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