皆さん、失恋をしたことはありますか?
失恋って辛いですよね。
できることなら失恋なんて経験せずに幸せになりたいものですが、そうもいかないのが恋愛の難しいところです。
そこで今回は、失恋中で辛い方、失恋に向けて耐性をつけたい方、失恋中の人にアドバイスをしたい方に向け、失恋から学べることを筆者の実体験からまとめましたので、ぜひご一読下さい。
目次
人の気持ちは思い通りにならない

まず何よりも、人の気持ちは思い通りになりません。
ここで言う「人の気持ち」とは2つあり、1つは「自分の気持ち」であり、もう1つは「相手の気持ち」です。
自分の気持ち

失恋して辛い気持ちはどうすることもできません。
相手のことを好きであればある程失恋から立ち直るためにどうしたって時間がかかりますし、悲しみから目を背けようとしてもショックで辛いものはやはり辛いです。
ここで大切なことは、辛いことを正面から受け止め、悲しんでいる事実を認識した上で少しずつ傷を癒していくことです。
失恋から立ち直る方と立ち直ったサインに関しては以下のエントリにまとめていますので、失恋中で辛い方は合わせてご一読頂ければと思います。
相手の気持ち
どれだけ好きな相手でも振り向いてもらえなかったり、好意を抱いてくれていても応えることができなかったりする経験は誰にでもありますよね。
どれだけ自分を好きでいて欲しいと思っても、相手の気持ちがこちらを向いておらず別れを選択した後、心の傷を癒すには時間がかかります。
逆にその瞬間、互いに好きで付き合っている瞬間がどれだけ幸せだったかを知ることになります。
愛は本来無料で手に入るものですが、例えいくらお金を出しても買えないものであるという現実から、人の気持ちが思い通りにいかないことを知ります。
付き合っていく上で好き嫌い以上に大切なこともある

相手のことがどれだけ好きでも、その感情だけでずっと一緒にやっていくことはできません。
好きだから許せることや受け入れられることはあっても、共に生きることを目指すなら、他に大切なこともあります。
性格の合う/合わない
ルックスがタイプだったり、共通の趣味があったり、性格とは別の要素で好きになった場合に、性格が合わないと一緒に暮らす中で違和感を感じたり、その違和感が大きくなった先で別れに繋がることがあります。
性格とはつまり価値観と言い換えてもいいかもしれません。
価値観が違えば、物事の判断や習慣が異なり、それが2人の関係のズレに直結します。
物事の優先順位

性格や価値観の合う/合わないと似た部分で、互いの物事に対する優先順位も大切です。
友達が多くて友人との時間を優先したい彼女と、常に彼女と一緒にいたい彼氏や、1人の時間を最優先したい彼氏と、必ず一緒に出かけたい彼女はうまく行きませんよね。
どれだけ好きでも、一緒にいて合わなかったり、すり減ってしまう恋愛もあります。
単純に好きなだけでは長期間に渡って仲良くやっていくことは難しいです。
そのため、互いの価値観や考え方の軸を確認していくことも大切です。
付き合うことよりも上手くやっていくことの方が難しい

好きな人と付き合ったり恋人ができた時って、この上なく嬉しいですよね。
でも、付き合う前よりも、付き合った時から始まる恋人としての時間の方がより長く濃い時間になります。
そのため、単純に付き合うよりも、その後に続く長く濃い時間を相手と仲良く過ごし、良好な関係を築くことの方が大切です。
そのためには気遣いや思いやりが大切になりますし、上手くいかなかった過去の経験を活かして、新しくできた恋人との関係を良好なものにすることが重要です。
人間として強くなる

恋人との別れはとてもショックな出来事であるからこそ、別れた後はつらくて落ち込むことも多いです。
でも、その痛みを乗り越えたからこそ得られるものもあります。
痛みに強くなる

立ち直ることができないと思うくらいのショックからでも人は立ち直り、癒えないくらい深い傷も時間が経てば治ります。
自分の心と向き合い、悲しみを乗り越えて辛さを克服することを覚えた後では、同じように悲しいことが起こっても、立ち直り方や物事の見方を知っているため、ショックが少しでも和らぐ方法を実践したり、立ち直るための道筋を辿ることができます。
辛い失恋を経験していく中で心は痛みに強く寛容になります。
優しくなれる

辛さや痛みを乗り越えた後では、同じような悲しみの中にいる人の気持ちが痛いほど分かります。
また、自分が経験しているからこそ、同じような経験と痛みで苦しんでいる人に対して本当の意味で優しく寄り添うことができます。
人の気持ちを解像度高く想像し、場合によっては少しでも傷が癒えるようにサポートをすることも可能です。
失恋など辛いことからも学ぶことがある

これは今回のテーマそのものになりますが、失恋などの辛いことからでも学べることがあります。
そして、辛いことであればあるほど、それを乗り越えるためには新たな考え方や心との向き合い方を獲得する必要があるため、失恋以前の自分よりも強くなることができ、人間として成長し大きくなれる機会でもあります。
自分に合う相手はきっと見つかる
大好きな恋人に対し「この人が絶対」と思っても別れが訪れる場合もあります。
それでも時間が経てば次の恋人は見つかりますし、自分を愛してくれる人はこの世界にきっといます。
逆に言えば、目の前の相手が絶対的な運命の相手ではないということです。
また、筆者は「運命の相手」はいないと考えています。
そのため、目の前の相手と共に過ごす「選択」をしなければ人生を共に過ごすことはできないため、お互いが自分の意思で共に生きることを選択しているという点で、運命の相手と無条件で一緒にいるよりもよっぽど奇跡的だと考えています。
運命の相手の存在に関しては、以下エントリにまとめていますので、よければ合わせてご一読下さい。
最後に
ここまでお読み下さりありがとうございます。
筆者自身、以前辛い失恋を経験し、もがき苦しんだ時期がありました。
しかし、その経験があったからこそ現在の妻と出会い、毎日楽しく暮らせているとも思っています。
失恋は誰にとっても辛いものですが、今失恋で苦しんでいる方にとって、少しでもその痛みを和らげるお役に立てれば嬉しい限りです。
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