結婚式は、これから人生を共にする2人とその家族や友人にとってとても幸せな時間であり、一生の思い出に残る瞬間です。
一方で、準備や式のために多くの手間とお金がかかるため、理想の式を挙げるためには慎重な判断が必要です。
しかし、時間や予算が限られていたり、検討すべき事項が沢山あるため、事前に知っておくべき注意点も多くあります。
そのためここでは、筆者の経験から理想の式を挙げるために知っておくべき事項をまとめましたので、是非ご自身の式の参考としていただけると嬉しいです。
目次
イメージを決める

先ずは、ざっくりでもいいので自分達が理想とする結婚式について考えてみましょう。
着たいドレスや憧れの演出、ビーチや森の中での結婚式、ホテル併設の式場での厳かな結婚式。
同僚や友人を多く招いて豪華にしたいのか、友人や家族と少人数で実施するアットホームな結婚式したいのか、など。
式のテイストや形式、希望するドレスやコーディネートなどから、理想の結婚式のイメージを掴みましょう。
実際に式場を探す上では、妥協できる点と、逆に譲れないポイントが大切となりますので、大まかにでもいいので事前に結婚式のイメージを持っておくことで、後々スムーズに式場を選ぶことができます。
式場

さて、結婚式を行うにあたって先ず選ぶべきものが式場です。
厚生労働省の人口動態統計によれば2019年に結婚したカップルは約60万組であり、それだけのカップルの挙式を賄うとなると、国内だけでも相当数の式場があることが伺えます。
その中から自分達にとってベストな式場を選ぶためには、多くの要素を考慮に入れる必要があります。
自分達が「こうしたい」と思う理想の結婚式に向け、例えば式場のデザイン等真っ先に思いつく事項以外にも考慮すべき点があるため、以下でご紹介します。
チャペル・設備

式場選びで第一に来るのはやはり式場のデザインや雰囲気かと思います。
開放的なチャペルや厳かな式場、若しくは神前式がいい等、希望する式の形式やデザインにより選ぶ式場は大きく変わります。
例えば、チャペルでの結婚式と言っても、ステンドグラスのあるヨーロッパ調の式場や、海の見える開放的で景色のいい式場、ホテル併設の格式高い式場など、様々な種類があるため、先ずは大まかな方向性を決めましょう。
最初は中々イメージがつきづらいかと思いますが、Instagram等のSNSで実際に結婚式を挙げている夫婦の写真を見たり、以下のような結婚式場検索サイトを用いて、多くの候補の中から希望するデザインや形式の式場を絞り込みましょう。
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人数規模

大まかな式場が定まってきたら、招待する人数による式場の選別を合わせて行いましょう。
多くの場合、式場ごとに最低人数と最大人数が定められています。
そのため、呼びたい友人や親族の人数によってはそもそも式を挙げることができない場合もあります。
ただ、ここ最近はコロナ禍で少人数で式を挙げるケースも増えたため、従来40名以上〜など大人数しか対応していなかった式場でも、少ない人数での挙式に対応している場合もあります。
そのため、Web掲載の情報や過去の経験者の情報から、希望の式場と人数面で折り合いがつかない場合でも、一度相談してみることをお勧めします。
立地

友人、親族、会社の人をゲストとして呼ぶにあたって式場の立地も重要です。
特に、実家や出身地と離れて住んでいたり、海外や離島での結婚式を希望する場合などは、ゲストの交通費や頂くご祝儀をどのようにするか、移動手段や日程に無理がないか考える必要があります。
そのため、呼びたいゲストの人数やそれぞれの居住地、式の日程から移動や参列が無理のないスケジュールとなるよう式場選びの際は注意しましょう。
参列者にとって遠方での開催となる場合は、招待状を送る前に事前に連絡をするなど、ある程度参加する人数や内訳が分かるようにしましょう。
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予算

デザインや立地、その他条件から理想の式場を決めたら、やはり気になるのは予算ですよね。
結婚式は数百万円の出費と大きな金額となるため、慎重に納得のいくまで検討して決めるのはもちろんですが、自分達にとって妥協できるポイントと譲れないポイントを明確にしておくことも必要です。
ここでは、お金に関して注意しておくべき事項をご紹介します。
見積もり金額は変わる

式場選びの予算を考える上で先ず念頭に置いておくべきことは、最初に提示された見積もりは打ち合わせを進める中で金額が上がる場合が多いということです。
場合によっては当初の見積もり金額の2倍近くになることもあるため、予算に限りがある場合は慎重に検討する必要があります。
衣装代やブーケ代、テーブルのお花や小物の持ち込みなど、打ち合わせを進めていく中で追加する各種オプションにより予定より高くなってしまうのはよくあることです。
そのため、式場を見学して決める際には、ネットの口コミや目安の予算、提示された見積もりに加え、実際に自分たちの希望を叶えるためにはいくらくらいの費用が必要なのか、プランナーさんや窓口の方に聞いてみるようにしましょう。
聞きづらいと思う方もいらっしゃるかと思いますが、式を行うにはどのみち金額の交渉は避けては通れません。
また、こちらの悩みを親身になって聞いてくれ、希望を叶えてくれようとするスタッフさんのいる式場や会社だと安心してお願いできますよね。
ここからは、最終的な金額が当初の見積もり時よりも上がってしまう要因として考えられる要素をご紹介します。
- ドレス代(衣装代)
- アルバム代や動画撮影代
- 披露宴のお花等の飾り
- 食事代
ドレス代(衣装代)

ウェディングドレスは、ドレスのデザインやグレードによって追加料金がかかる場合が大半です。
仮に最初の見積もり時に「ドレス代」として含まれていても、最低限のグレードのドレスを対象とする料金である場合が多いため、実際にドレスを選んでいくとプラス料金がかかる場合があります。
そのため、予算を気にされる場合は事前にドレスや衣装のグレードや追加料金の有無について確認をすることが大切です。
また、式場でドレスや衣装をレンタルせず、ご自身で持ち込む場合でも持ち込み料が必要になったり、披露宴でカクテルドレスを着る(お色直しをする)場合は更に上乗せ料金となる場合が多いため、式場を選ぶ際は、提示されたプランの見積もりの内訳を確認し、実際の予算上限よりも余裕を持った見積もりとなるよう心がけましょう。
アルバムや動画撮影

一生に一度の結婚式は思い出に残したいですよね。
式場では、カメラマンが式の準備、挙式、披露宴まで写真を撮ったり、場合によっては動画の撮影や編集までしてくれます。
そして、式で撮影した写真をアルバムにしたり、動画ファイルとして記念に残せるオプションがあるのですが、全て付けるとオプション料金が高額になりがちです。
そのため、アルバムを作る場合は表紙の材質や総枚数などグレードを見直したり、動画作成の有無などを検討する必要があります。
式で撮影してもらった写真は、アルバムとは別にデータとしてもらうことができる場合も多いため、データの入手が可能であればご自身でアルバムを作成することもおすすめです。
例えば、以下にご紹介している「しまうまプリント」では、お手軽なアルバムはもちろんですが、プロ仕上げのアルバムも作ることができ、紙質や表紙、掲載枚数やレイアウトを様々な種類からご自身で選ぶことができるため、かなりオススメです。
記念日などのアルバムとしても活躍するため、是非大切な方に贈ってみてください。
私も毎年妻にプレゼントしていますが、日々の思い出が形として残るため、とても喜ばれます。
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お花などの飾り代

披露宴会場のお花や飾り付けについても、オプション料金が嵩むポイントです。
飾り付けの花は可愛いのでつい沢山置きたくなりますが、全てのテーブルに沢山のお花や飾りを置くとオプションも高額になってしまうため、予算に限りがある方は、寂しくならない範囲でお花を減らしてみたり、自分で工夫して準備することも可能です。
特に、キャンドルや造花などは、手軽に可愛く飾り付けをすることができるため披露宴などでは重宝するアイテムです。
装飾の持ち込みに関して禁止している式場があったり、制限や追加料金が必要になる場合も多いため、気になる方は持ち込み可否と合わせて式場に問い合わせてみましょう。
最近はコロナウイルスの影響もあり、マスクをつけているゲストも多いため、マスクケースを飾りや座席表の役割も兼ねて置いてみるのもおすすめです。
筆者もマスクケースとメッセージカードを準備しましたが、とても好評でした。
食事代

せっかく来てくれる友人や親族には美味しいご飯を食べてほしい気持ち、とても良くわかります。
特に、ゲストが直接接する部分であり、ご自身で代わりに用意することも難しいため、式場が提示する選択肢の中から吟味して選ぶことをオススメします。
食事のグレードに加え、提供されるアルコールの種類によっても料金が変わり、大人数の式ともなると大きな金額となります。
食事は皆さん食べますが、アルコールに関してはそこまで飲まないゲストがいたり、焼酎やワインまでたくさんの種類を揃える必要はない場合もあるかと思います。
そのため、来てくれるゲストに合わせて予算とも相談しながら最適なプランを選ぶようにしましょう。
予算の内訳

予算に限りがある場合、ここまでご紹介してきたように見積もりの内訳を把握し、1つ1つ検討し金額を最適化することはとても重要です。
加えて、予算準備の内訳についても事前にある程度目処を立てておくことで後々予定外の見積もり上昇により諦めたり、困ることがなくなります。
主な準備先としては、貯金、親からの援助、ご祝儀など色々ありますが、それぞれどの程度見込めるのか、事前に整理しておきましょう。
特に、ご祝儀に関しては参加人数によって大きく変動するため、大人数のゲストからのご祝儀を考慮し式のオプションやプランを決める場合は無理のない計画となるよう注意しましょう。
式場見学に行く

ある程度結婚式へのイメージがついたら、実際に式場へ見学に行きましょう。
多くの式場では、週末や平日の式が入っていないタイミングで見学やフェアを実施しています。
実際にチャペルを見学できたり、記念撮影や食事の試食まで可能な場合も多いため、実際の式の雰囲気を体感することができます。
また、可愛い式場は見ているだけでテンションも上がるため、休日のデートコースとしてもおすすめです。
式場を見学する際の注意点
式場の見学に行くと、一通り見学を終了した後、式の希望や予定を聞かれることが多いです。
そして、仮予約や5-10万円のデポジットを入れることによる日程の仮押さえを勧められることがあります。
土日や祝日など人気の日程は予約が埋まりやすいため、希望の式場で空きがあれば直ぐに仮予約を入れてもいいと思います。
但し、他にも検討したい式場があったり見積りの比較をしたい場合には、仮予約を入れてしまうことで後々断りづらくなったり、キャンセルする際にデポジットが返ってこない場合があるため、注意が必要です。
一生に一度の結婚式であるからこそ、自分たちの希望としっかり向き合い、断る気まずさや惰性で決めてしまい悔いの残らないよう式場を選びましょう。
気軽にデート感覚で見に行くなら、いきなり本命の式場を訪れるのではなく、少し気になる式場やアクセスが良く手軽に行きやすい式場を選ぶことをおすすめします。
本命は最後に

式場の見学に行く際に、本命の式場がある場合は必ず最後に行くことを心がけましょう。
納得のいく形で式場を選ぶためには、ある程度他の式場の相場やオプションの内容を頭に入れておくことも大切なため、事前にある程度の基本的な情報と自分自身の希望を整理した上で本命の式場へ行くことをお勧めします。
また多くの式場では、見学や相談に来たその日に契約をすることで式場使用料やオプションが割引になったりサービスがつく場合があります。
他の式場のオプションや料金相場を把握し、予算と見積もりの内訳と金額を確認するなど、しっかりと準備をした上で見学し契約することで、条件面も含めて最適な式場選びができるようになります。
最後に
ここまでお読み下さりありがとうございます。
一生に一度の結婚式は準備や検討段階からワクワクしてとても楽しい反面、考えるべきことや心配事も多いのが実情です。
今回のまとめが、自分なりの希望や条件を整理し、下見や見積もりや比較を通じて最適な式場を選ぶお役に立てると嬉しいです。
式場の検索や見学については、以下ご紹介の「ハナユメ」が特にお勧めです。
都道府県やこだわり条件や予算から写真付きで式場を検索し、見学の予約や相談などもできるため、筆者もお世話になりましたが、かなり使い勝手がいいです。
また、クーポンやギフトなどの設定もあるため結婚式場を探ししている方は是非一度使ってみてください。
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予算と手間を抑えてクオリティの高い結婚式をしたい2人にはピッタリですので、気になる方は是非一度検討してみて下さい。

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